FAQ
Midjourneyとは何ですか?
Midjourneyは、米国サンフランシスコに拠点を置く独立系研究所が開発したAI画像生成プラットフォームです。ユーザーがテキストで入力したプロンプト(指示文)をもとに、高品質な画像を自動生成します。主にDiscordを通じて利用されており、2022年7月の公開ベータ版以降、急速にユーザー数を拡大し、現在では1,000万人以上のコミュニティメンバーを抱えています。
Midjourneyの利用方法は?
Midjourneyは、主にDiscord上で提供されています。ユーザーは、Midjourneyの公式Discordサーバーに参加し、/imagineコマンドを使用してプロンプトを入力することで、画像を生成できます。また、2024年8月からは、ウェブインターフェースも導入され、Discordを介さずに直接ブラウザ上で画像生成が可能となりました。
Midjourneyの料金プランは?
Midjourneyは、国際版と中国版で異なる料金体系を採用しています。
- 国際版(米ドル):
- Basicプラン: 月額10ドル、3.3時間の高速GPU時間、3つの同時タスク
- Standardプラン: 月額30ドル、15時間の高速GPU時間、10の同時タスク
- Proプラン: 月額60ドル、30時間の高速GPU時間、12の同時タスク
- Megaプラン: 月額120ドル、60時間の高速GPU時間、企業向け
- 中国版(人民元):
- 基本プラン: 月額9.9元、B族AI4o対話およびSDXL基礎描画をサポート
- 高級プラン: 月額39.8元、Midjourney V6.1、niji6全機能および無制限描画権限を解放
- 新規ユーザーには20ポイントの無料体験が提供され、年間最大1,825枚の無料画像生成が可能
Midjourneyの主な機能は?
Midjourneyは、以下のような多彩な機能を提供しています。
- 多言語対応: プロンプトは日本語を含む複数の言語で入力可能
- スタイル参照: 既存の画像をアップロードし、そのスタイルを新しい画像に適用
- キャラクター参照: 特定のキャラクターの外観を維持しながら画像を生成
- Vary (Region): 画像の特定部分のみを変更する機能
- ズームアウト: 既存の画像に周囲の背景を追加
- ウェブエディター: 画像編集、パン、ズーム、領域の変化、インペインティングなどのツールを統合
Midjourneyの利用に必要なものは?
Midjourneyを利用するには、以下のものが必要です。
- Discordアカウント
- Midjourneyの公式Discordサーバーへの参加、またはBotを自分のサーバーに招待
- 有料プランの契約(無料体験は提供されていません)
- 中国版を利用する場合は、WeChat PayまたはAlipayによる支払いが可能
Midjourneyのバージョン履歴は?
Midjourneyは、定期的にバージョンアップを行い、機能の向上を図っています。
- V1: 2022年2月
- V2: 2022年4月
- V3: 2022年7月
- V4: 2022年11月(アルファ版)
- V5: 2023年3月(アルファ版)
- V5.1: 2023年5月
- V5.2: 2023年6月
- V6: 2023年12月(アルファ版)
- V6.1: 2024年7月
- V7: 2025年4月
Midjourneyのターゲットユーザーは?
Midjourneyは、以下のようなユーザーを主なターゲットとしています。
- グラフィックデザイナーやイラストレーター
- 広告やマーケティング担当者
- デジタルアーティストやコンテンツクリエイター
- ソーシャルメディアやブログの運営者
- デザインや絵画のスキルがないが、視覚的な創作に興味がある一般ユーザー
Midjourneyの中国市場への対応は?
Midjourneyは、中国市場向けに以下のような対応を行っています。
- ローカライズ: 中国語インターフェースとサポートの提供
- 支払い方法: WeChat PayやAlipayによる支払いが可能
- 無料体験: 新規ユーザーに20ポイントの無料体験を提供、毎日5ポイントの無料利用が可能
- 追加機能: GPT-4o、Claude 3.5との統合、Suno 3.5による音楽生成、Lumaによる動画ツールの提供
Midjourneyの利用上の注意点は?
Midjourneyを利用する際には、以下の点に注意が必要です。
- コンテンツの制限: 政治的、宗教的、性的な内容の生成には制限があります
- 著作権: 生成された画像の商用利用には注意が必要で、著作権に関する問題が発生する可能性があります
- 利用規約の遵守: Midjourneyの利用規約やコミュニティガイドラインを遵守する必要があります